2017年12月5日 The Hawaii Hochiにて 紹介されました。

2017年12月2日、ハワイ桜基金設立記念公園として、第一回ハワイ桜栽培技術セミナーが、オアフほんぶしんにて開催された。桜栽培の専門家、桜守 藤井聖子さんをはるばる日本から招聘して行われたのこのイベントは、高知県立牧野植物園、名誉園長小山博士と植物園の方々のご尽力とご厚意なくしては実現不可能であったろう。日本で実際に種の収集にもかかわった桜守の藤井さんをハワイで迎える当日の朝、オオシマサクラの愛らしい薄ビンクの花が、いかにも彼女の到来を首を長くして待っていたかのごとく開花し、降りしきる雨のなかでも熱心に聞き入いる聴衆の胸をうった。何としても、このハワイの地に根を張り、枝を伸ばし、いつの日かたわわに花を咲かせようとけなげに環境に適応しようとしている桜の若木を、適切な栽培技術でサポートしていこうという人の輪が日米を越えて広がっていく実感をひしひしと感じた一日であった。日本の桜そのものが日米親善を象徴しているというより、このような麗しい人の輪こそが日米親善事業そのものといえようか。ハワイ桜基金設立、小山鐡夫博士叙勲、セミナー開催と軌を一にする一連の慶事を一番喜んでいるのは実はハワイで頑張る桜たちであろうか。